後編です。 前回も触れましたが、私・夫、それぞれで、おそらく膵臓がんなのであろうとしじみとのお別れが近い事を想像し過ごした1週間でした。 申し合わせたわけではありませんが、2人とも口に出さず心の中で。今回、病理検査の結果を聞いた後、それぞれ同じ事を想像していたのを知り驚きました。 チーは今ほとんど家で仕事をしているので、1時間おきにしじみの生存を確認してたそうです。それが笑い話やオーバーねぇ、と言えないほどこのところのしじみは弱々しい様子でしたし、しじみを診た3人の担当医全員が「それ」の可能性を疑っているのも節々に感じていました。 なんで話さなかったの?と聞くと言霊というと変だけど、現実になり…