舞踏家、俳優、「大駱駝艦」主宰、1943年生まれ、奈良県出身、早稲田大学文学部中退、はじめ唐十郎の状況劇場に参加、のち独立し舞踏家となる。テレビ、映画にも出演。「有言実行三姉妹シュシュトリアン」など。 息子は大森南朋、大森立嗣。
==著書== 麿赤兒 ガドウィンの河を渡るとき 宮内文雄写真 ランダムハウス講談社, 2007.12 怪男児麿赤兒がゆく 憂き世戯れて候ふ 朝日新聞出版, 2011.10.
土方巽、唐十郎、状況劇場
今期で一番好きなドラマはハヤブサ消防団です。 でも、明日は世界水泳でお休みですね。 正直なところ、興味のないスポーツで好きな番組がつぶれるのはかなり萎えます……。 さて、ハヤブサ消防団には麿赤兒さんが出演されていますが、麿赤兒さんを見ると舞台「毛皮のマリー」を思い出します。 2019年だったと思いますが、美輪明宏さんの舞台「毛皮のマリー」を観に行きました。 もともと美輪明宏さんの舞台は好きでチケットが取れれば観に行っていたのです。 おそらく私の人生で美輪明宏さんの毛皮のマリーは2019年が最後になるかと思うのですが、この最後の舞台が本当に最高でした。 チケットの番号を見たときは「今回は結構前の…
『夢のカンブリア』 構成・出演:麿赤兒出演:麿赤兒ほか監督:大森立嗣音楽:ジェフ・ミルズ 2022.9.11. 大駱駝艦『夢のカンブリア』を配信で観た。38分。(感想ネタバレあり) 国際交流基金の"STAGE BEYOND BORDERS"という日本を代表する舞台芸術を紹介するプロジェクト内で無料配信されている。 特設サイトはこちら。 stagebb.jpf.go.jp "STAGE BEYOND BORDERS"のために制作された映像作品で、川や森や野原の中で舞踏が繰り広げられる。鮮やかなシーン切り替えや音楽などが前面に出て、映像として楽しめる作品だった。 『夢のカンブリア』というだけあって…
迫力にすっかり圧倒された舞台になった。腹筋を使って叩く太鼓をみることができたし、音の構成とともに太鼓の配置なども美しく変わっていくところがよかった。足で拍子をとることも含めて、太鼓の表現で本当に豊かなんだな。会場でいただいたパンフレットに「太鼓の表現の可能性」について英哲さんが話している箇所があった。それによると、太鼓の打法は「正対構え」「横対構え」「田楽の構え」を会得しておけば日本の伝統的な太鼓の型はできるので、あとはそれをどう構成・演奏してクリエイティブな演奏をしていくのか、というところだという。なんでもやればいいというものではなく、伝統の枠組みの中での創作、というのが英哲さんのこだわりな…
★★☆☆☆ あらすじ 埼玉県人であることを隠して東京の超名門校に転入した男は、都内で迫害される埼玉県人の開放を目論んでいた。 www.youtube.com 感想 埼玉県をメインに関東各県をいじり倒す物語だ。こういうのは遠慮をしてしまうと面白くないが、ちゃんと徹底していたので笑えた。そして地味に部分的に東京もディスっているのも良かった。個人的には「執事なんだからどうせ狛江とか町田の出身でしょ」とナチュラルに偏見を放り込んでくるシーンが好きだった。悪意なく偏見を口にする人は現実世界に多く、その無邪気さについ笑ってしまうのだが、でも本当は恐ろしいことでもある。 序盤は千葉県などと互いにディスり合う…
◯新興宗教のマインドコントロール 「ハヤブサ消防団」#の最終話では、主人公の作家(中村倫也さん)が教団の新しい聖母になろうとしている女性、彩(川口春奈さん)のマインドコントロールを外します。 「ユートピアなど、この世の中にない」と言う、まっとうな人間と、それを求める教団組織との戦いを描いたものです。 弱い者を救い、理想の共同生活を求める動きが、権力となり、犯罪まで起こして組織を守っていく、組織がなくなると人々を救えなくなるから、情報を隠蔽もする、 それをどうみるのかは、永遠の課題なのでしょう。 保守と革新との争いは、どこにでも見られることです。この場合は、教団側が、変革者になります。 以前の漁…
今期のドラマ「ハヤブサ消防団」が非常に面白かったです。 池井戸潤さんの小説もドラマもどちらも触れた事がなく、 池井戸作品にミステリーのイメージが無かったので、 最初はそんなに真剣に観てなかったのですが、 途中からどんどん引き込まれていき、 最終回前にはネトフリに加入。過去回を繰り返し視聴して、 最終回に備える、と言うハマり具合でした。 中村倫也演じるミステリ作家の三馬太郎が、 東京から父親の故郷のハヤブサ地区に移住する。 そこで放火と殺人事件が起きると言うのが物語の始まり。 このミステリ作家の三馬太郎、明智小五郎賞を受賞したと言う設定。 エピソード3で、作品を褒められた三馬太郎のセリフに 「横…
『この素晴らしき世界』一気見。面白かった! 撮入直前に当て書きされた鈴木京香が療養のため降板。急遽“ザ・女優”な若村麻由美に交代できたものの「やっぱり鈴木京香verも見てみたかった」てなるんじゃないかと思ったが、若村姐さんの主婦役がしっくりくるようになってからは全然そんなことなかった。匿名脚本家・烏丸マル太の正体は鈴木吉弘Pだったのね。テレビの内幕ものとしてもタイムリーだったし(ジャニーズを連想するかもしれないが、トップコートの社長もナベプロ創業者の娘なのでよく木村佳乃キャスティングできたよ。あそこの社長も肝が座ってる)、円井わん&マキタスポーツという「絶対映画『MONDAYS』観てたよね?」…
8月下旬の日記(2023年8月16日から8月31日分) 9月1日目が覚めたら7時過ぎだった。のんびりうとうとベッド横に置いているMacBook Airを開いてradikoで『ハライチのターン!』を聴きながらゆっくり覚醒。そのままリモートワークを開始して、『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』と『ナインティナインのオールナイトニッポン』を聴きながら作業。週三でリモートワークでやっている仕事の親会社が2月末が年度末という、なんか他よりも1ヶ月早い決算のため、9月は下半期突入ということになる。Webサイトスタッフのバイトの僕はあまり関係ないけど、社員は下半期になったりしたのでいろいろ全体会議的なもの…
こんにちは!malcoです。 「ハヤブサ消防団」第9話(最終回)が放送されました。 以下、ネタバレを含む感想です。 視聴がまだの方はご注意ください。 ★前回の感想はこちら! www.maemuki-malco.com ★公式HPはこちら! www.tv-asahi.co.jp ネタバレ感想 ついに完結しました。 結局、展子(小林涼子)はアビゲイルの創始者ではなかったし、住職(麿赤兒)もアビゲイルの信者ではありませんでしたね。 前回、杉森と信者たちがゾロゾロと寺に来たけど。 何が起きるのかと思ったら、礼だけして帰って行ってしまいました。 何しに来たんだろ? 住職が出家をしたのも、アビゲイルに協力…
最終回なので、本音を言ってしまうと… ミステリー作品で最後まで満足させるのって、中々難しいんだろうなぁという感想が 先に出てきてしまったかな? 何だか、全体的に尺が足りてませんでしたよね。 もちろん、興味を惹かせる演出を得意とする本作だから、 今回も作り込みの高さが伺える部分はあったけれども… 個人的にはそれと同時に、はてなマークが浮かび上がる部分もいくつかありました。 良かった所は後述するとして、まずは、そこを1つずつ書き出していこうと思います。 私が最初に気になったのは…前回のラストシーンから、今回のアバンまでの繋げ方です。 前回、江西(麿赤兒)が「ハヤブサへようこそ」と、 まるでハヤブサ…
(adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています(詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください)。 中村倫也さん、川口春奈さん出演ドラマ『ハヤブサ消防団』第9話は最終回を迎え、聖母アビゲイルこと展子の正体が明らかにされました。探偵役の太郎が小説家であることが全編を通して意味を持つところが面白いです。 放送日・あらすじ 放送日 あらすじ 原作 主題歌 キャスト 感想 杉森との問答 語られた真相 作家という仕事 後日譚 おわりに 放送日・あらすじ 放送日 2023年9月14日(木)21:00…
引用:https://www.tv-asahi.co.jp/hayabusa-syobodan/ ドラマ『ハヤブサ消防団 第9話』では、ラストシーンで、アビィ(ちゃんみな)が登場して自己紹介します。 そこで、アビィは何を企んでいるのか?詳しく紹介するので、参考にしてみて下さい。
STORY 真下わかばは小学生のころ、いじめられていたクラスメイトの小林幸喜を助ける。しかし、それ以降、彼女と関わりをもった人たちが次々と殺されていくようになる。犯人も目的もわからないまま時は過ぎるが、やがて犯人が判明したとき、わかばは本当の愛を知ることとなる。 Love Will Tear Us Apart : 作品情報 - 映画.com REVIEW 青木柚が出るから見ることに決めた作品。大阪に向かう夜行バスに乗る前に見たのがなんだかんだいい思い出。 まず、ちょっと変な映画っていう前情報があったので純粋な恋愛映画と思って見なかったからあの展開とノリにすぐに入り込めて良かった。あの情報がなか…
こんにちは。 2023年9月7日木曜に放送されたドラマ「ハヤブサ消防団」第8話「聖母の帰還」の感想です。 www.tv-asahi.co.jp あらすじは書いていません。ドラマを見て思ったこと、感じたことなどを書いています。 ※原作は未読です。 あらすじをお知りになりたい方は、公式サイトをご確認ください。 第8話|ストーリー|木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』|テレビ朝日 書きたいことが多すぎてあほみたいに長くなってしまいましたので(大したことを書いていないのに6000字を越えてしまいました...)、目次のところから気になるところだけでも読んでいただけると嬉しいです。 感想部分にネタバレが含まれます…
今夜は浜ちゃん(浜田信也)出演のテレビ朝日 木曜ドラマ『ハヤブサ消防団』最終話 「新たな“聖母候補”は彩(演:川口春奈さん)だった。太郎(演:中村倫也さん)と杉森(演:浜田)が対峙するなか迫る聖母降臨の儀式。ハヤブサたちは教団の計画を阻止できるのか。ぜひご覧下さい!」と吉住モータース。 吉住モータース on X: "【浜田信也】 テレビ朝日 木曜ドラマ 『ハヤブサ消防団』 9/14(木)よる9時〜最終話 新たな“聖母候補”は彩(演:川口春奈さん)だった。太郎(演:中村倫也さん)と杉森(演:浜田)が対峙するなか迫る聖母降臨の儀式。ハヤブサたちは教団の計画を阻止できるのか。ぜひご覧下さい! htt…
世の中考察ブームと言われてますね。「VIVANT」大人気! そんな中同じく考察ドラマとしてなかなかに話題の「ハヤブサ消防団」。 「VIVANT」が壮大なファンタジーなのにくらべ「ハヤブサ消防団」は身近なホラー。 すぐそこでありそうな、ひっそりした恐怖がたまりません。 いや最初はタイトルから、都会人が田舎の暑苦しいけどでもほんわかしたノリの中で成長していく田舎暮らしあるあるコメディなのかと思ってました。 それが初回にいきなり「え?カルト?」なシーンがドーンと入り、おじさんたちがキャッキャしながらも挟み込まれる不穏な空気にどんどん目が離せなくなりまして。 そしてラストにいきなり死体ですからね。 い…
こんにちは!malcoです。 「ハヤブサ消防団」第8話が放送されました。 以下、ネタバレを含む感想です。 視聴がまだの方はご注意ください。 ★前回の感想はこちら! www.maemuki-malco.com ★公式HPはこちら! www.tv-asahi.co.jp ネタバレ感想 ついにアビゲイルの全貌が明らかになりました。 徳田(岡部たかし)だけでなく、彩(川口春奈)も住職(麿赤兒)も、町長の愛人も笑。 みんなグルでした。 住職は、一体どんな気持ちで徳田の軽トラからベンジンを見つけたんでしょうか。 徳田は仲間じゃないのか。 徳田は見捨てられたのか。 なんとも居た堪れませんね。 それにしてもア…
「ハヤブサ消防団」ラストの展開に視聴者衝撃 「やっぱり真っ黒だった」「ラスボスなのか」(エンタメOVO) - Yahoo!ニュース こんにちは。今回は、木曜ドラマ「ハヤブサ消防団」の第8話についてお話ししたいと思います。このドラマは、池井戸潤さん原作のミステリーで、ミステリ作家の三馬太郎(中村倫也)が、田舎町・ハヤブサ地区で起きる連続放火事件や、その裏に隠された陰謀に迫っていく物語です。 第8話では、太郎が東京から戻ってきたところから物語が始まります。太郎は、多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚きますが、それは単なる観光客ではなく、“聖母アビゲイル教団”というカルト集団の信者たちだったのです。太…