中国、戦国時代から漢初にかけて流行した道家の一学派の思想であり、その学問を黄老の学という。黄帝を始祖とし老子を大成者としたのでこの名がある。『黄帝四経』や『老子』がその思想的根拠・教典となる。『史記』では、斉の稷下の学者である慎到・田駢・接子・環淵らをその代表人物とする。また『史記』老子韓非子列伝では申不害や韓非子を「黄老に本づき刑名をたっとぶ」とあり、法家の刑名思想を黄老に由来すると考えている。そこで黄老刑名の学の名がある。
年初にあたり今年の抱負などを考えています。資格をいくつか取るつもりでいるのですが、それとは別に「老子」を本格的に読んでみようと本を買い込んでいます。東洋医学、特に鍼灸は「黄老思想」と言って老子は欠かせないテキストなのですが、それにしてもこんなにぶ厚い単行本を見たのは初めてです。
黄老思想の源流:老子 こんにちは、暖淡堂です。 古典からは様々なものが学べます。古典を読んでいると、今、書店で売られている本に書かれているような内容のものが、すでに2000年以上前にもあったりします。2000年以上にわたって書き続けられている内容って、人類の永遠のテーマなのかもしれませんね。 「心と身体」について書かれている書物を紹介しています。「管子四篇」の「心術」でです。前回の続きを紹介します。前回は漢字8文字。今回は漢字9文字に増えます。ちょっとだけ長くなります。が、読み方は前回と同じです。 少しずつ、読んでみましょう。 九竅之有職 官之分也 心身二元論、とは 九竅之有職 九竅きゅうきょ…
こんにちは、暖淡堂です。 ブログを複数運営しています。 アメブロでは2サイト作っていて、思い出したようにポツリポツリと記事を更新しています。 アメブロははてなと同じように、ユーザーが特に何をしなくてもSEO的に強いと感じられます。 放置状態でも、一定数のアクセスがあります。 で、そんなアメブロに3年ほど前にアップした記事が以下になります。 この記事ですが、コンスタントに一定数のアクセスがあります。 それも、なんとなく国会期間中であったり、国政選挙の時期だったりすると、アクセス数が増えます。 関心を持ってもらえるのでしょうね。 ameblo.jp 一部引用します。 指導者が指導者としての振る舞い…
葬送のフリーレン(週刊少年サンデー) ▶ デコンストラクション(脱構築)してみようぜ。 違いのわかる男。ジャック・デリダ (Wikipediaより引用 ①) 神格化(英語: apotheosis、アポテオーシス、アポテオシス、英: deification、divinization)とは: 天体や自然、何らかの実在・個人・集団などの、具体的な対象を神、もしくは神の域にあるなどとする扱い。 演劇研究生の女優化に成功した、映画「Wの悲劇」 Wikipedia ② apotheosisの語源はギリシア語の ἀποθεόων、apotheoun)。 日本語ではいずれの単語も「神格化」と訳されるが、キリス…
こんにちは、暖淡堂です。 中国の古典「管子四篇」の「心術」を紹介しています。はるか昔の人が書いた文章を読みながら、時代を超えて語りかける声に耳を澄ましてみましょう。 心處其道、九竅循理。 この漢字八文字を少しずつ読んでみたいと思います。 心處其道 九竅循理 道と理 心處其道 處しょは処の旧字体で「いる、とどまる」、また其きは「それ、その」という意味です。 読み下し文は「心がその道におれば」。 「その道」は「それ本来の道」。 心が本来あるべき道にいれば、という読み方になります。 九竅循理 「九竅きょう」は九つの穴、身体にある感覚器官のことでした。 循じゅんは「守り行う、したがう」という意味です。…