(基本情報 Description) 地中海北岸の原産で、中国,台湾まで伝わりながら、日本ではとうとう定着しなかった野菜である。ドイツ語の名前から想像出来る様にドイツ語圏ではよく使われる冬野菜だ。Kohlはキャベツ、Rabiはカブで、キャベツ蕪という命名。姿は蕪に似ているが、実はキャベツの仲間で、茎の部分が肥大し葉が退化したものだ。そのままかじると、キャベツの芯の所を瑞々しくした様な味がする。葉が独特の付き方をしていて、その点からも蕪とは来歴の違うのが分かる。中国や台湾では「球茎甘藍」と呼ばれている。「甘藍」もキャベツの意味なので直訳的な名前と言える。表面が緑と紫の品種がある。 この野菜は、ど…