3/19(土)どうも調子が悪い 3/20(日)古井由吉『木犀の日 古井由吉自選短篇集』(講談社文芸文庫 1998.2)を買った。 周囲の人間を物狂わしい言行で悩ますのを避けるためなら、こうして蒼白くにこやかに生きるのが人間的な分別というものだ。にもかかわらず、このようにおのれを守って生きているということが、私には淫らなことに思えてならなかった。このような大人しい分別に従って、彼はかえって自分をいつまでも物狂わしいままに保っているのではないだろうか・・・・・・。(古井由吉「先導獣の話」) 3/21(月)長野まゆみ『長野まゆみの偏愛耽美作品集』(中公文庫 2022.2)を買った。 小説を書いていた…