A. 鼻声は、口よりも鼻のほうに抜けていく声、鼻のほうに息が通った声です。鼻づまりの声は、鼻が詰まってますから、全く抜けません。どちらもよくありませんが、まだ鼻にかかった声の方が歌ではよく使われています。特に日本の昭和前期の頃の歌謡曲です。藤山一郎、近江俊郎など、そういう鼻にかかった声を日本人は好みました。よい声と思ったのです。これは柔らかい声と言えるでしょう。ラジオ、レコードの音ということも関係しそうです。
A. 甲高い声、透明な声、柔らかい声、甘い声、響く声 困った声、ガラガラした声、固い声、鼻にかかった声、甘ったれた声、ハスキーな声 それぞれに個性や特色があります。また、使う場面によってのメリット、デメリットもあります。研究していきましょう。