本書から得たメッセージは、「課題の本質」つまり「イシュー」の探求がポイントということ。 著者は電通出身で広告業界だった方。ただ今や商品やサービスを販促する広告のレイヤーだけでなく、その企業のビジネスレイヤーで俯瞰し、課題解決に視点を持っていくことで価値提供をされている。 適切な解決策を講じるためには、必ず上流から考える必要があります。あらためてその商品やサービスの存在意義や価値を定義することです。 製品やサービスの特徴や便益、つまり何をしてくれるモノなのか、という存在理由を明確にするためです。 課題の本質を見つけ出し、仮説を立て、解決策につなげていく。適切な解決策を講じるためには、必ず上流から…