”「出版屋」から生まれた夢二ブームの原点”とのサブタイトル。 「龍星閣」は千代田区内にある出版社とのことで創業者が『夢二』作品を精力的に蒐集、とりまとめ出版をしたことでブーム再燃に繋がった、とは館内の掲示にもあり。 原画や肉筆画の展示は過少乍ら、出版された本の挿絵や絵葉書等が多数並び、彼の表現にふれるには十分の機会。 また、『夢二』が運営した絵草紙屋「港屋」の包装紙や離婚した元妻の『岸たまき』による挨拶状など(自分には)初見のものも多々。 壁一面には年表が描かれ、そこには写真も。 『夢二』がかかわった多くの女性の姿を見られるのも嬉しい。 皆々、見目麗しく、別れたのに嫉妬に狂うとか、死別して魂が…