元禄8年2月13日。晴天。文左衛門は加藤平左と密かに真福寺へ出かけ、操りを見る。演目は新腰越状、太夫は津川新太夫。初段を見るが、遠くて聞きづらいので芝居をやめて狂言を見る。札銭は18文。和泉屋十三郎座の狂言、役者付き大おどり。