元禄10年6月6日。夕暮れ、冨永内左衛門が加藤三十郎を呼んで、公の激を言いつける。先頃、盗人を捕まえたが逃がしてしまった。このため内左衛門は三十郎に遠慮を告げる。蟄居はこの日から15日まで。
元禄10年6月6日。この日、御賄安藤三右衛門を名古屋で評定所の中へ放り置く。