元禄14年10月9日。目付山田理右からの廻状が来る。瑞竜院様の法事の間は音曲鳴物は止めて物静かにし、火の元は特に入念にするように下々に至るまで諸事謹むようにと申し付けられる。廻状がある。法事中は諸事謹むように。来る15日は寺に詰めるように。朝詰は6ツ(午前6時)過ぎ、昼替は4ツ(午前10時)前からの予定である。