全3巻読了しました。当時BOOK4がある のかと話題になっていたことも思い出し た。2009~10年だから、もう16 年前に読んだのだ、50代ばりばりの頃。 オウムも震災もあって、多く災厄や邪悪 な世界をぶち込んで大柄な物語を作り、 わたしたちはそれを読む、読んだ。 拒絶せず、無自覚に受け入れず、わから ないものをわからないままに受けとめて、 こころに留める。それだけである。 登場人物の誰もが父の呪縛を受けている、 その父の存在を克明に描く、いままでこ んな話はでてきたかなと振り返る。 牛河は嫌うべき存在と記憶していたが、 今回はそうにも思えなかった、殺す理由 はあったか、そこは釈然としない。…