28日投開票の衆院3補選は21日、選挙期間中唯一の「選挙サンデー」を迎えた。与野党の一騎打ちとなり、岸田首相と立憲民主党の泉代表がそれぞれ応援に入った島根1区(松江市など)では、島根県警による厳重な警備態勢が敷かれた。 21日午後、松江市の商業施設駐車場で、岸田首相が選挙カーの上で自民候補への支持を訴えていた。県警は演説を聞きに来た人に対し、金属探知機で不審物を所持していないか確認し、柵で囲われたスペースに誘導。選挙カーと聴衆との間は約20メートルの間隔が空けられた。警察犬や不審人物に職務質問をする専門の班も出動した。 一方、同じ時間帯に島根県安来市で行われた泉代表の街頭演説でも、多くの警察官…