ご訪問ありがとうございます。いつもたくさんの星、ブクマやコメント、本当にありがとうございます! 今回も、短編小説の続きを。 これまでの1話、2話を未読の方はこちらのリンクからどうぞ。 surrealsight.hatenablog.com surrealsight.hatenablog.comさて、『神様が仕掛けた、忘れ物』と題打った6000字制限の短編小説。では、最終話を、どうぞ。 正太郎は、高校でまたサッカー部に入部した。夕方までグラウンドを駆け回り、部活が終わるとひたすら自転車をこいで、家までのけっこうな距離を帰る。何日かやってみたが、疲れ切った身体にはこの長距離の自転車通学はけっこうき…