西武鉄道551系は1961年から1962年にかけて導入された軽量構造全金属製20m級の車両で、4両編成6本が新製されました。 車体は451系をベースにしながらも、501系以来の湘南デザインが採用され、前面窓の仕切りは細く標識灯は埋め込み式となりました。 主要機器が旧国鉄から払い下げられた制式機器等が用いられ、吊り掛け駆動方式、主電動機はMT15系が搭載されました。導入後、一部で6両編成化なども実施され、本線系統を中心に運用されていましたが、1984年以降に廃車が開始されました。 そのうちクモハ551形3両は、451系の全廃に伴い余剰となっていたクハ1651形と組み、編成化された2両編成3本が1…