名古屋鉄道7700系は、パノラマカーの支線特急用として導入された車両で、1973年に2両編成と4両編成が4本ずつ増備されました。 車体や機器・性能などは基本的に7000系と同様の仕様とされましたが、前面は展望スタイルの7000系と異なり貫通構造とされ、台車はS形ミンデン式のFS384となり、制御装置などの一部の機器も7000系とは異なるものが搭載されました。 1982年以降、国鉄が東海道本線に投入した117系「東海ライナー」に対抗するために、7000系の一部が白帯を巻いた特急専用車(白帯車)に改装され運用を始めましたが、7700系2両編成4本についても、1983年に同様の改装が行われました。 …