東武鉄道 7800系では、初期車(いわゆる 7800形)導入2年後の 1956年から 1960年にかけて4両編成8本が新製されましたが、一部仕様変更が行われたことから7890形(導入当初は 7850形)とされました。 7890形では、前面形状が 7800形の丸妻に対して3面折妻構造となり、前面窓・側面の戸袋窓・扉窓などがHゴム固定化され、ベンチレーターの形状が「ガーランド型」から「押込型」に変更されたことなどが外観上の違いとなっています。 一方、1957年から増備されたグループでは、クハにトイレが設置されない他は 7890形に準じた仕様となり、7820形とされました。 7820形は、1960年…