D列車でいこう【電子書籍】[ 阿川大樹 ]価格: 692 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 55歳の河原崎慎平はメガバンクの支店長で、趣味は250CCのバイクを操ってのツーリング。気の向くままに西へ向かった先にある広島県のローカル線で、試運転列車が目の前で事故を起こした。同じ現場に居合わせた同じ年配の「撮り鉄」田中博と事故に対応するが、その後東京に戻ってからもこのローカル線「山花線」が何故か忘れられない。赤字路線で2年後に廃止が決まっている。だがその赤字額は毎年3,000万円。銀行マンとしての経験から、工夫次第で何とか赤字は解消できるのではないかと考える。 東京で再会した撮り鉄の田中は、官僚O…