令和3年4月14日 <4月14日> 大阪、コロナ重症病床逼迫。新型コロナウイルスの感染再拡大で、大阪府の病床が急激に逼迫している。重症者向け病床の使用率は90%を超え、病状が悪化しても中等小病床で継続入院となるケースも出ている。背景にあるのはコロナ下で強まった医療現場の人手不足。府は医療設備の充実を進めてきたものの、実際に看護師らが治療にあたれる病床の確保は難しくなっている。 大阪府の重症者は14日に239人となり、2週間前の2.6倍に急増した。14日の病床使用率は94%。 病床逼迫の要因は、入院施設そのものの不足だけでない。府が2020年12月に開設した専用施設「大阪コロナ重症センター」は全…