タイトルがかなり衝撃的で手にとりました。 精神障害者移送サービスを行う著者が実際に立ち会った家族のドキュメントから現在の精神科医療やら家族の問題点をまとめています。 実際にあったケースを紹介しているのですが、とってもショッキングで信じられないと思う反面、同じように苦しんでいる家族は見えないだけで想像以上たくさんいるのではないかと感じました。 面倒な家族には関わりたくないという行政や医療の本音、でもそういうところこそ、最も介入が必要である現実。。。 また、親子関係の重要性も書かれていました。 とくに「お金」に価値をおいた教育により「労働=お金」という価値感をうえつけると「人のために」「社会のため…