ダフネ・ドュ・モーリエ『鳥』鷹書房を読了。 表題作の他、「りんごの木」「真理の山」を収録。 表題作はヒッチコックが映画化したことで有名な作品。自分は早川書房のポケミスではるか昔に読んでいるはずなのだけれど、改めて読んでみて、こんなにすごい小説であったのかと驚かされてしまった。 ある日突然、ありとあらゆる種類の鳥が人類に襲いかかる。そのことにいち早く気がついた主人公はまわりの人間に注意をうながすが、誰も本気にしない。やむなく主人公は自分の家の守りを固めて家族とともに家にこもるのだが、鳥たちの激しい襲撃が始まる。ラジオ放送も止まり、電話も通じない。周囲の住民はみな死に絶えてしまう。 なんと、人類滅…