今週もアイビー的ニットの続きを見ていきたい。 アーガイルセーター ニットのなかでいちばんクラシカルな雰囲気といえば、アーガイルセーターで決まりである。多色使いのダイヤ格子(ひし形)のパターンで、クルーネックと同様シェットランドでVネックに編み上げたものがいい。 アーガイル柄は英国で生まれ、海を渡ってアメリカにやってきたところ、あっという間に流行り、アイビーリーグの学生たちにワードロープに取り入れられたのだ。 セーター以外にもこの柄の応用範囲は広く、ベストやカーディガン、ソックスなどにも使われている。わが国ではすでにアイビーアイテムを超えて、さまざまな衣料品に採用される柄のひとつにまでなっている…