E・キューブラー・ロス著『「死ぬ瞬間」と臨死体験』には、愛は無条件であるべきだと、条件付きの愛で育てられた子どもは「娼婦」になると書かれています。親に愛されるためなら何でもする、そういう人たちは愛はお金で買えると思っているのです。でも真の愛は得られない。親の願いどおりに医者として成功して、いい暮らしをしても、幸せではないのです。本当は大工になりたかったのですから。 また、こうも書かれています。 愛には二つの側面があります。一つは抱きしめ、安心感を与えることです。もう一つの側面のほうがずっと重要なのですが、ほとんどの人は忘れています。それは愛する人に「ノー」と言う勇気です。子どもが12歳になって…