6. 朝の5時まで吸って、気絶したように眠って、 起きたらどう考えても間に合わない時間だった。 慌てない慌てない一休み一休み。俺の卒業は確定してる。 俺は一服して、外に出て、近鉄今川駅のトイレで一服して、 阿部野橋で一服して、御堂筋線のトイレで一服、また一服、 へろっへろになりながらなんばHatchに向かった。「みんなぁ、どこー?」「あー!やっと来た!」「あら、上から見下しちゃって、まぁ。どうやって上がんの?」「そこにあるよ、エレベーター。」「何処?」 俺はぶっ飛びすぎてて、 エレベーターが何処にあるのか全く分からない。「もう、しっかりして。」 マユミちゃんが、 隣で肩を支えながらエレベーター…