「……それはワンネスじゃん。」 そう。けれど、“ワンネス”って、どこか遠くの悟りみたいに聞こえるでしょ?でも本当はそんな難しいことじゃない。それは、“思い出す”ことなんだよ。 世界のあらゆる叡智は、みんな同じことを伝えてきた。カバラは「光の流れ」として、仏教は「一如」として、キリストの道は「神とともにある命」として、神道は「むすひ」として。 名前は違っても、語っていることは同じ。——すべてはひとつ、すべてはめぐり、すべてはいのち。 「そう、思い出す……。ワンネスって、宇宙の理論でも、宗教でもなくて、“思い出す”ことだよね。」 そう。それは“むすひ”の心。天地をわかつ線が消え、人と自然が再びひと…