漢方薬には番号が振ってあります。そのスタートを切る1番は葛根湯です。この番号はある程度どのメーカーも共通しているため、〇〇番の漢方薬といえば、通じてしまう部分があります(処方薬以外の場合は違うことが多々あります)。 その代表格としては、この1番。漢方薬で最も知名度の高いといわれているものの一つの葛根湯がまさにその1番としてふさわしいということでしょうか…。 葛根湯は、葛根(くずきり)を主として、桂枝(シナモン)などを混ぜ込んだ漢方薬ですが、熱を発散させる効果があるため、風邪などの急な発熱に重宝したりします。 証としては以下のようなものがおおざっぱなところでいえています。 ・肩から上の熱の集まり…