12日の日経平均株価は大幅反発して、3万2776円(前日比308円高)で引けました。 前日の米国株高や円安が支えとなり、前場早々に280円超の上昇をして、その後に上げ幅が18円と大きく縮小する場面もありました。長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.720%に上昇して、相対的な割高感が意識されやすいグロース(成長)株などが軟化して指数を圧迫したようです。一巡後は金利上昇一服が株高につながり、大引け間際には大きく上昇しました。チャート上では、昨日割り込んだ75日移動平均線を回復して、基調の強さを維持できるかが注目されます。 明日の東京株式市場は、様子見気分の展開が予想されます。 13日…