JR東日本発足後、最初の新形式電車として、1988年(昭和63年)より製造された通勤型電車の系列。
当時、北関東で普通列車に運用されていた165系電車を置換える為に導入された
対象となる165系電車は、初期型が多く老朽化しており、元が遠距離用急行型車両の為最少3両編成で2扉デッキ付で乗降に時間がかかっていた。
これら165系のローカル運用を通勤輸送・ローカル輸送に適した車両に置き換えるために製造された。
107系の特徴としては以下の通り。
クーラーも流用しており、クモハ107の集中式とクハ106の分散式で形状が異なる。主電動機はMT54、台車はDT32・TR69。
小山車両センター配属で、主に日光線で運用されるほか、東北本線(黒磯以南)や両毛線でも運用される。
アイボリーホワイトの車体側面に緑の「N」字型のラインと短い赤帯を施していたが(「N」は日光(Nikko)の頭文字、緑はJR東日本のコーポレートカラー)、2009年から白と茶色のツートンカラーに金色の帯をまとうようになった。
2両編成×8本が製造された。