12月19日は、「日本初飛行の日」です。 1910年(明治43)12月19日、代々木の陸軍練兵場にあった飛行場で、軍主催の“飛行記録会”が行われました。 この会で、徳川家の流れをくむ徳川好敏大尉がアンリ・ファルマン式複葉機で先に飛行し、次いで士族の日野熊蔵大尉もハンス・グラーデ式単葉機で飛行に成功しています。 順番的に、まず最初に徳川好敏大尉がアンリ・ファルマン機で飛んだため、この飛行が動力気による日本初飛行ということになりました。 ある文献によると、徳川機は滑走から浮上し上昇。その後、高度を上げて左に旋回し、原宿あたりから現在の明治神宮、さらに飛行会場を1周して着陸したそうです。 飛行時間は…