12話前半「道雅と当子(まさこ) 左京大夫道雅」12話後半「うき世の月 三条院」 12話全体が、三条天皇の娘・当子(当子内親王)と没落してゆく中関白家の藤原道雅の悲恋の話。 1012年、父の即位に伴い、当子は伊勢斎宮(伊勢神宮に奉仕する未婚の皇族の女性)に選ばれ(12才)、1014年、14才で伊勢神宮に行った。 この作品では、伊勢神宮への出発前夜、京が名残惜しかった当子は乳母・中将内侍と夜の散策にでかけ、その際、偶然、出会った道雅にボディーガード兼ガイド役を務めてもらった。強面なのに優しく接してくれた道雅に当子は好感を持ち、「もし、私が京に戻ることがあったら、また、ここに連れて来て欲しい」と依…