「大宅壮一ノンフィクション賞」を受賞した文藝春秋社の本ですら、文春文庫(他社の文庫にも)なっていないことがある - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)で思いついたことがあったので書いてみます。 何もこれは「大宅賞、文春」に限った話ではなくいろいろあると思います。 以前小生が、「へえ、そうなんだ(まあ確かにそういう人間もいるだろうなとは思ってたけど)」というのが ◆川口則弘*1編著『消えた受賞作・直木賞編』(ダ・ヴィンチ特別編集)(2004年、メディアファクトリー) 第3回・海音寺潮五郎「天正女合戦」、第13回・木村荘十*2「雲南守備兵」、第18回・森荘已池*3「山畠」、「蛾と笹舟」、第19…