《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info そもそも急行形電車は、中長距離を移動する利用客を対象とした車両であり、乗降用扉は車両の両端に寄せられ、幅1,000mmの片開き引き戸が2か所とされ、乗降用扉の部分には客室との間に仕切り壁があるデッキが設置されていました。そして、客室内は中央部に通路を挟んで両側にはボックスシートが設置され、長距離を乗車する乗客ができるだけ快適に過ごすことを第一とした設計でした。 しかし、ずらりと並んだボックスシートは着席定員を多くしても、通路の部分は狭く立席定員は限られたものでした。この構造は都市圏におけるラッシュ時輸送には不利で、車…