DIC川村記念美術館は、千葉県佐倉市の山の中にある。京成佐倉駅からの無料送迎バスで30分ほどで到着する。 DICとは、大日本インキ化学工業の現社名である。2代目社長川村勝己氏が収集したコレクションを展示している。 バスの発着場の横にチケットブースがある。1,200円(常設展)。9時半の開館前にはまだ10分ほどある。辺りをウロウロしていると、庭園の門が開いた。 美術館は、広大な庭園の中にある。もともとあった里山の地形を生かしたのだとか。森の小道の中を通って、歩いていく。小鳥がさえずる。素敵である。 池が現れる。水鳥たちがのんびりと寛いでいる。 美術館は、城館を思わせるメルヘンチックな建物であった…