今日、2月23日は語呂合わせで「富士山の日」である。富士山の親しみ方は、人様々だと思うが、拙僧は江戸時代に富士山を詠んだ漢詩から、親しんでみたい。 始めて富士山を見る 巨珍何ぞ譲らん富慈の峰、地秘し天慳しむも烟霞幽かなり。 華岳泰山の秀気を推し、仙心道骨風流を伴う。 四時の白雪三千丈、八葉の丹崖十五州。 幸いに吟眸の今日豁きことを得たり、最高絶頂我が焉?なり。 『永福面山和尚広録』巻13 江戸時代の曹洞宗が輩出した最大の学僧・面山瑞方禅師(1683~1769)が、初めて富士山をご覧になったときに詠まれたものとされ、年代的には、面山禅師が出身地である熊本を旅立ち、初めて江戸に来た時の途中だと思わ…