西暦574年2月7日(旧暦:敏達天皇3年1月1日)、 聖徳太子(厩戸皇子うまやどのみこ)は、 用明天皇ようめいてんのうと穴穂部間人皇女あなほべのはしひとのこうじょの第一皇子として、 現在の奈良県明日香村で誕生しました。 若い頃から非常に英明であった聖徳太子は、 593年には、その前年に即位した 我が国初の女帝である推古天皇の摂政となり、 仏教思想を基本とする愛民治国の政治を 行いました。 ・個人の才能によって役人の位を授ける 「冠位十二階」 ・我が国最初成文法である「十七条憲法」制定 ・斑鳩寺(法隆寺)の造営 ・「遣隋使」の派遣 ・『国記』『天皇記』 『臣連伴造国造百八十部并公民等本記』編纂 …