文部科学省が9月に「令和6年度国公立大学入学者選抜の概要」を公表し、各社からその分析結果が報じられている。国公立大学の学校推薦型・総合型選抜の募集人員の全体に占める割合が23.0%となり、過去最高を更新したようだ。 国公立大学の学校推薦型・総合型選抜はどの程度増えているのだろうか。文科省の10年前の公表数字と今年の公表数字を比較してみる。 2014年→2024年の変化 国公立大学募集人員 国立 96,270人→95,241人(▲1.1%) 公立 28,407人→33,658人(+18.5%) 学校推薦型選抜募集人員 国立 11,959人→12,498人(+4.5%) 公立 7,112人→9,2…