3-4X10月

お題「ゆっくり見たい映画」 ここでは題名と名称を恣意的に表記します。［敬称略］ www.imdb.com 今日のポエム ジャングルで生き残れるのは誰だ 映画とはポエムです！ポエムとは映画でもあります。それでは大いにポエムちゃいましょう！ そして今回のキーワードは。 理不尽な世界！ 今回はネタバレスレスレの紹介モード。

11時 起床。だるいので特に何もせず布団の上でごろごろする。 12時 先日購入したオナホールを使用して自慰に浸る、長くなるので別記事にする。 13時30分 気圧のせいか本当にだるいのでなにもする気力がない、冷凍うどんをレンチンしてその上にめんつゆ大匙2バター少量きざみネギしらす味のりを投入し混ぜて食す、これが中々いけた。味のりとうどんの相性がかなり◎ 15時30分 早稲田松竹へ出発。 16時15分『山の焚火』上映、意識的に中盤かなり寝た。音が良い映画は目を安心して瞑れるので良い、『あの夏、いちばん静かな海』しかり主人公に喋らせぬ為に唖という設定は必ずしも必須なのだろうか。もっと喋らない映画があ…

いまさらながら、映画とは国内でどう思われているのだろう？ 自己実現の手段か、あるいはビジネスか。漠然と前者が信じられ、後者があいまいにされているのが本当のところだ。 特に映画のように大きなコストがかかるジャンルでは、実は作家的なものにこそ、作り続けていくのにプロデュースの必要があるのだと思う。 自分が最近クリエイティブとビジネスについて考えていたなか、ちょうどしっくりときたのが『天才をプロデュース？』だった。これは元オフィス北野の社長である森昌之氏が、北野武映画をプロデュースしてきたことをまとめた本だ。 北野武の映画作品は、おおむねファインアートなのだと思われていることだろう。ビートたけしとし…

映画的な演出が排された(これもエドワード・ヤンや小津といった実に映画的な演出なのだが)田舎の風景と男女が淡々とキャメラに収められてゆく。 肉体労働者同士の給料を博打で分け合う等、これぞリアリズムと言わんばかりの演出が光る。それは今村やスコッセッシの対極に位置し、それらの劇画的な要素を持たずして薬物や幻聴といったものが生活の、ある田舎の肉体労働者の一行為として描かれ、針を腕に注入する(本当に入れている)行為も彼にとっては煙草を吹かすようなものでしかなく、決して退廃的な世界でござれとは言わずにショットが重ねられて行く、これぞ時間芸術と言わんばかりの映画だ。 本作は所謂サブカルチャーにおいて顕著なジ…

11時 起床。布団でゴロゴロ 13時 リビングへ降りてビーフンを食す。録画した『勇者ああああ』『ゴットタン』を観る。 14時30分 NHKラジオ第二放送『フランス語入門』を聴く。録画した『ガキ使』のジジ抜き2、『探偵ナイトスクープ』『志村友達』を観る。 16時30分アマプラにて『さらば愛しき大地』を鑑賞。特に物語的な動きもなく、静かに覚せい剤中毒の男とシラフな彼女が堕ちていく。注射や幻聴も生活上の行為として描かれ、映画的な演出は排されている。エドワード・ヤンの世界にシャブが出てきた、みたいな。 リビングで視聴していたので鑑賞後母に本作の概要を尋ねられ、答えると80年代前半には主婦が覚せい剤に溺…

いよいよ夏も終わり。 もう寒い時がある。 仕事終わりに北野たけしさんの映画の名シーンを切り取ったものをYouTubeで見て、知らぬ間に3時間も経っていた。コマ切れのシーンなのにどれもめちゃくちゃ面白い。少し前にジブリが映画館で見れたので見たのだけど、その時になぜかたけしさんの映画が見たくなっていたこともあって今まためちゃくちゃ見たい。まだ見たことがない北野映画が幾つかあるので次の休みに見たいのだけど、Amazon primeにもNetflixにもない。なんかそれも格好いいなぁと思った。何が格好良いのか分からんけど、格好良いなぁ。「アウトレイジ」の最終章をまだ見てなかったことに気付いたので取り急…

全4項目 ●代表作 ●著作「誰も必要としていないかもしれない、映画の可能性のために ──制作・教育・批評」で語った主な映画78本+5監督 ●「BRUTUS特別編集 合本映画特集」2013年6月21日号より2本+4監督 ●「SIGHT(サイト)」の2000年AUTUMN VOL.5(秋の5号)より「90年代日本映画ベストテン」10本 「軽蔑」より 全4項目 ●代表作 「M/OTHER(マザー)」、 「2/デュオ」等 映画監督、脚本家、元東京造形大学学長、映画講師、大学教授 等で活躍する諏訪敦彦が語った・影響を受けた・好きな映画。 ●著作「誰も必要としていないかもしれない、映画の可能性のために ─…

◎新作ロードショー TOKYOドラゴン飯店 《8月1日(土)から 横浜 シネマノヴェチェントほかで公開》 刑務所で炊事係だった男が出所後に中華料理店を開くが、向かいのラーメン屋はかつて敵対していた男たちで……。（2020年 日本 監督/西村喜廣） www.youtube.com もったいないキッチン 《8月8日(土)から 東京 シネスイッチ銀座ほかで公開》 フードアクティビストのダーヴィト・グロスが日本の「もったいない精神」に共感、食品ロス問題に取り組む人々を取材するドキュメンタリー。（2020年 日本 監督/ダーヴィト・グロス） www.youtube.com 赤い闇 スターリンの冷たい大地…

本日7月24日は「スポーツの日」。「体育の日」の成れの果て。日付を移し、名前を変えて…すべては東京オリンピックのために。かつてこれほど虚しい祝日があったでしょうかありません。この祝日をこの日に祝うのは今年限りだったはずですが、来年どうするんでしょうねえ。せめて景気づけに曼荼羅畑的「スポーツ映画」でも選んでみましょう。まずは邦画。 ダイナマイトどんどん 地獄甲子園 逆境ナイン ピーナッツ 3-4X10月 嗚呼、全部野球になっちまった（笑）。普段野球なんか見向きもしないくせに。やはり私も日本人という事でしょうか。「ピーナッツ」だけ毛色が違いますが、いいじゃないですか。好きなんですよ、ウッチャン。続…

監督：森田芳光。出演：沢田研二、樋口可南子、杉浦直樹。ある新興宗教組織に雇われ、北海道の田舎の一軒家を守る医者（杉浦直樹）。そこに一人のテロリスト（沢田研二）が送り込まれてきます。医者の任務とは、このテロリストの生活を全面的に世話し、きたる有事に備えて彼の健康を管理することなのでした。裏社会での生活に疲れて流れてきたと思しき医者。そして、酒もタバコも女もやらず、ひたすらストイックな鍛錬に励む寡黙なテロリスト。そこに組織のコンピューターがはじき出したもうひとりの要員として、コールガール（樋口可南子）が送り込まれてきます。3人はつかの間の静かな生活を送りながら、組織からの司令をひたすら待つのでした…

◎新作ロードショー 島にて 《6月1日(月)から 東京 ポレポレ東中野ほかで公開》 山形県唯一の有人離島・飛島。島民140人の暮らしから、この国の未来へのヒントを探すドキュメンタリー。（2019年 日本 監督/大宮浩一、田中圭）https://shimanite.com/ コリーニ事件 《6月12日(金)から 東京 新宿武蔵野館ほかで公開》 ある殺人事件の担当になった新米の弁護士が、自身の過去や国家のスキャンダルと向き合うことに。（2019年 ドイツ 監督/マルコ・クロイツパイントナー）http://collini-movie.com/ なぜ君は総理大臣になれないのか 《6月13日(土)から …