あれだけ炎上が確実視されていたこのイベントもなんとか無事に準備が進み,1日目が終わった.VJとしての今回のイベントの準備の期間のほとんどは,合計長さ25メートルのオーガンジーの布にアイロンをかけたり,それを1枚のスクリーンにするために吊るしてハンディミシンで塗ったりしていた.中学校の家庭科でクラスで1番の成績だったことが,こんなところで役に立つとはと思いながら,粛々とハンディミシンで縫い続けていた. もともと3D CGやプログラミングに興味があって始めたVJが,ある程度やりこんでくると裁縫や大工仕事などのフィジカルな要素に凝り始めたのは面白い.映像を作ることと同じくらい,映像をどのように現実世…