以前、ネットで某美容系会社の行った「第二の人生に対するアンケート調査」なるものを読んだことがあった。これまで実感もなく口にしていた「第二の人生」という言葉。 コロナ禍による生活の変化は、のんびりと過ごしてきた専業主婦にさえも、決して少なくはない影響を及ぼした。 社会が丸ごと変わってしまったような予期せぬ出来事に、心境の変化といったものが芽生えたのだろう。第二の人生について、現実味を持って真剣に考えるようになった。件のアンケート調査の中に「これまでの人生でやり残したこと」が具体的に挙げられていた。「やり残した」ということは、できなかった、またはやりきれなかっということで、もう時すでに遅しという意…