Intelが1998年に発表したチップセット。
100MHzシステムバスのサポートした最初の世代。
- 一般的なチップの構成は以下のとおりである。
- 82443BX: Host Bridge/Controller
- 82371EB: PCI-TO-ISA/IDE Xcelerator(PIIX4E)
- 特徴
- スロット1、ソケット370に対応している。
- メモリバスも100MHzに対応、SDRAMのみで、最大1Gbytesまで実装可能。
- 省電力機能はACPIにも準拠している。
- 最大2基のプロセッサによるSMPシステムを構築できる。
- 2xモード対応のAGP Rev.1.0とPCI Rev.2.1
- 2ポートのUSB、2ポートのUltra DMA/33対応のIDEが装備されている。
後継チップセットのi820が、スケジュールやメモリなどの問題を抱えたことや
i815などのパフォーマンスの問題もあって数年に渡って最前線で活躍することになった珍しいチップセット。
Pentium IIからPentium IIIまで使用された。
440シリーズには440FX 440GX 440LXが存在する。