近鉄5200系は2610系に代わる大阪線・名古屋線急行用車両として1988(昭和63)年に登場しました。車体側面は片側3扉で扉間は連続窓を採用、前面のデザインは貫通扉のガラス面積を大きくし、前面両側のガラスは曲面ガラスになっています。長距離運用に備えて転換クロスシートを採用し、団体運用も考慮して両先頭車両にトイレを設置し、1編成あたり2か所としました。走行機器はVVVF制御です。後に補助電源をSIV化した5209系、台車をボルスタレスとした5211系が登場し、1996(平成8)年までに4両編成13本が製作されました。 Nゲージ模型の完成品ではグリーンマックスから販売されており、当鉄道では「40…