宮城県北東部の石巻市は、太平洋に面した人口13万6千人の市です。沿岸部は漁業や養殖、水産加工業が盛んで、北部にかけてリアス式海岸の複雑な地形が続いています。 その石巻市で1912年(大正元年)に創刊され、石巻と東松島市、女川町をエリアに読まれているのが夕刊紙・石巻日日(ひび)新聞です。wikiによると部数1万8千、月額購読料1800円で従業員24人。 宮城県は仙台市に本社を持つ河北新報(部数45万)があり、朝日や読売といった全国紙も入り込んでいます。夕刊単独の石巻日日新聞はその中で、1世紀以上にわたって読み継がれてきた地域メディアなのです。 「6枚の壁新聞 石巻日日新聞・東日本大震災後7日間の…