吉田修一さんの小説、振れ幅ひろすぎ。 ほんとに。振れ幅が広くてびっくりする。 わたしが今まで読んだことある吉田修一さんの作品は、『パレード』『悪人』『横道世之介』『パーク・ライフ』『熱帯魚』『春、バーニーズで』『最後の息子』、そしてこの『7月24日通り』あたりかと思いますが、これ全部同じ作家さんが書いているっていったいどういうことなのでしょう。吉田修一さんの中には一体、何人の人が入っていらっしゃるのですか?(問いかけ) ダークな作品、純文学寄りな吉田修一作品も好きですが、わたしのような、物語作品に影響受けやすすぎる人間からすると、日常的に気軽に読み返すにはちょっと勇気がいったりするのです。 ち…