個人的な嗜好だがシャークティース、いわゆる鮫口が似合う軍用機はA-7だと思う。 機首に大きく開いたエアインテークは、まさに口そのものだ。ベトナム迷彩との組み合わせが凄みを効かせている。 開発を主導した海軍での名称はコルセアIIだったが、空軍では海軍風の呼び方を良しとせず、SLUF(Short Little Ugly Feller、「短くてチビで不細工な奴」)と呼ばれた。 時代をむ経てF/A-18の後継機が開発されることとなった時、X-35の対抗馬となったのはA-7と同じように機首にエアインテークを配置したX-32だった。仮にX-32が採用されていたら、海軍ではコルセアIII、空軍でもやはりSL…