1977年、日本光学工業(現在のニコン)がニコンF2フォトミックA/AS、ニコンEL2から採用した、カメラの内蔵露出計に交換レンズの開放F値を入力するための機械的連動方式のこと。レンズの絞りリングに開放F値を示すピンを装備し、カメラ側の連動ガイドに噛み合わせることで機械的に開放F値と測光時の絞り段数を入力させることができる。
ズームレンズの普及に伴い、開放F値がズーミングで変動するレンズが増えたことや、露出計自体の電子制御化が進んだことに伴い、F-501以降のオートフォーカス機種ではレンズにもICを内蔵したCPU連動方式が採用され、現在に至る。