小橋隆一郎 「AIロボットドクター」あらすじを見て面白そうだったので読んでみました。 舞台は2030年頃の日本、認知症の医療現場ではAIロボットによる回復プログラムが行われていた。AIプログラムの学習能力の発展は目覚ましく、いつか人類を超えて支配する側になるのではと危惧されていた。実運用においては患者側がAIロボットを道具と認識しているために気に入らない指示を聞かないなど課題が多くあった。そんな中で重症患者がAIロボットによる診察を受けた後に死亡するケースが多発するというお話。 AIロボットによる医療体制を描いたSF風の作品となります。もしAIロボットを認知症医療の現場に導入した場合にどういっ…