117A8 我が国の対策がん検診で行われる乳癌検診方法は ⇒ マンモグラフィ 対策型検診とは集団全体の死亡率減少を目的として実施するものを指し、公共的な予防対策として行われます。このため、有効性が確立したがん検診を選択し、利益は不利益を上回ることが基本条件となります。わが国では、対策型検診として市区町村が行う住民検診が該当します。放射線被爆の高いCTや費用の高いMRIが選択されるはずもなく、「視触診単独」や「超音波検査(単独法・マンモグラフィ併用法)」は死亡率減少効果を判断する証拠が不十分であるため、対策型検診として実施することは勧められていません。 117D32 30歳の女性。6か月前に右乳…