最終回見終わって、エンディングも含め、私の中では今期1番のドラマだった。 全方向ハッピーエンドでないところがまずいい。(ここが「水戸黄門」枠の日曜劇場と一線を画すテレ朝ドラマだよね、勝手な感想だけど) 橋の設計士、狩山(木村拓哉)が一人責任を負って有罪となった、建設中の橋の崩落事故の真相が、発注主の東京都の命を受けて会社が仕組んだ事故であることが判明した。最終話は、法廷劇の様相を呈したが、すべての事実がそこでつまびらかにされたわけではなかった。 会社を守るためには、真相を墓場まで持っていく社長(小日向文世)の黒い信念と、人を信じて夢を語る狩山を最後まで嫌う様が妙にリアルだ。人はそう簡単に改心し…