Bialystocksの武道館単独公演は、「音楽はインプロバイズであり、その場かぎりである」という原点に立ち返るようなコンサートだった。全体を通して印象的だったのは、演奏曲の大胆なアレンジである。知っているはずの曲なのに、まるで初めて出会う音楽のように感じられる瞬間が何度もあった。 武道館内にはアーティストのTシャツを着てタオルを肩にかけた若者があふれていた。しかし、彼らはタオルを振り回して盛り上がりにきたわけではないのだと思う。この二人の作る音楽が好きで、敬意、憧れ、そういった感情を何らかの形で表現したい、ただそれだけであり、その気持ちは自分にも良くわかる。なぜなら、自分もまた彼らの音楽を愛…