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C型肝炎ウィルス

(サイエンス)
しーがたかんえんうぃるす

C型肝炎の病原体。
Hepatitis C Virusを略して、HCVとも呼ばれる。

C型肝炎ウィルスは、フラビウィルス科に属し、核酸に約9400塩基から成る一本鎖RNAをもつ、RNAウィルス。

ウィルス粒子は直径の平均が約55nmで、蛋白で形成される直径約33nmのコアと、これを被うエンベロープの二重構造を有している。

C型肝炎ウィルスの分類は、主に遺伝子の塩基配列の類似性から分けられるジェノタイプ(遺伝子型)によって行われる。
現在、日本でのC型肝炎ウィルス(HCV)感染者数は、200万人といわれる。日本での感染者のウィルス型内訳は、ジェノタイプIb型が約70〜80%、2a型が約10〜20%、2b型が10%以下。ジェノタイプIa型はアメリカに多く、ジェノタイプ3b型はタイに多くみられ、日本ではまれ。

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